ここに挙げたコマンドラインオプションは、サクラエディタが内部的に使用するものです。
- 誤った指定をした場合等の動作は全く保証しません。
- オプションは英大文字小文字を区別しません。
- オプションで使う'='(イコール)の代わりに':'(コロン)を使うこともできます。
- Win95/98でオプションを環境変数に設定する場合は'='が使えないので':'を使って下さい。
- 普通の人はコマンドラインオプションを使う必要はないでしょう。
Note: 1.5.13.0より大文字小文字は区別されなくなりました.1.5.13.0以前は大文字小文字を区別します.
ファイルオープンに関するオプション
- [ファイル名]
- 編集するファイルを指定。一つだけ指定可能。""で囲ったほうがいいです。
- -X=
- ファイルを開いたときのカーソルの桁位置を指定
- -Y=
- ファイルを開いたときのカーソルの行位置を指定
- -VX=
- スクロール:ウィンドウ左端の桁位置
- -VY=
- スクロール:ウィンドウ上端の行位置
- -CODE=
- 文字コード種別 (0=SJIS, 1=JIS, 2=EUC-JP, 3=Unicode, 4=UTF-8, 5=UTF-7, 6=UnicodeBE, 7=CESU-8, 99=自動判別)
- {実行ファイル名で文字コードを指定する方法もあります。
- (例)sakura0.exe=SJIS sakura2.exe=EUC-JP sakura4.exe=UTF-8
- -TYPE=
- タイプ別設定の強制指定。拡張子で指定します。
- (例)
- -TYPE=txt
- タイプ別設定をテキストで開く
- -R
- 読み取り専用で開く
- -SX=
- ウィンドウの幅を指定します。
- -SY=
- ウィンドウの高さを指定します。
- -WX=
- ウィンドウ位置のX座標(1開始)。
- -WY=
- ウィンドウ位置のY座標(1開始)。
単独で使用するオプション
- -NOWIN
- タスクトレイのみ起動。既にサクラエディタが起動している場合は無効
- -DEBUGMODE
- アウトプット用のウィンドウとして起動
Windowsの起動と同時にサクラエディタを常駐したい場合、ショートカットのプロパティでリンク先のexeに -NOWIN を指定してスタートアップフォルダーに入れておくといいでしょう。
Grepに関するオプション
- -GREPMODE
- Grep実行モードで起動
- 以下のオプションは -GREPMODE と同時に指定します
- -GKEY=
- Grepの検索条件
- "'で囲む。条件中の'"'は二つの連続した'"'にする
- (例)
- -GKEY="printf("
- 「printf(」を検索
- -GKEY="printf( ""%s"
- 「printf( "%s」を検索
- -GFILE=
- Grepの検索対象のファイル
- '"'で囲む。条件中の'"'は二つの連続した'"'にする
- -GFOLDER=
- Grepの検索対象のフォルダー
- '"'で囲む。条件中の'"'は二つの連続した'"'にする
- -GREPDLG
- サクラエディタが起動すると同時にGrepダイアログを表示します。
- -GCODE=
- Grepでの文字コードを指定します。
- -CODEと同じように数字で指定します。
- -GOPT=
- [S][L][R][P][W][1|2][K]
- Grepのオプション
- [S]
- サブフォルダーからも検索
- [L]
- 大文字と小文字を区別
- [R]
- 正規表現
- [P]
- 該当行を出力/該当部分だけ出力
- [W]
- 単語単位で探す
- [1]
- ノーマルの結果出力。1か2のどちらかを指定します。
- [2]
- ファイル毎の結果出力。1か2のどちらかを指定します。
- [K]
- -GCODE=99と同じ意味です。
- 互換性のためだけに残されています。
- (例) -GOPT=SRK
- エクスプローラ(フォルダーウィンドウ)の送るメニューや、IEのソースの表示ではコマンドラインオプションを設定しても、無視されてしまいます。これを回避するにはヘルパーアプリケーションが必要です。
- 数字等を指定するコマンドラインオプションは-CODE="4"のようにダブルクオートで囲って指定できます。(sakura:1.3.5.7以降)